大阪府吹田市にある【整体院ラピス】の大路です。

 

昔からよく言われています。

 

腰痛が起こるのは腹筋が弱いからである。

さぁ、腹筋をしましょう！

 

実はね、まだなりたてのスポーツトレーナー時代の私は同じことを言っていました。

どこでその知識を学んだのかも覚えていません。笑

実際に選手たちにさまざまな筋トレをさせていました。

小さい時からテニスをしている子は、最初は両手打ちから始めるんです。

ラケットが重いので…。

そして小学校３年生ぐらいには片手に変えたい子は変えていきます。

両手のままでずっとテニスをしていく子もいるのですが、その子たちに腰を痛める子が多いんです。

大きくなって練習量も増え厳しくなるので、ラケットを振りすぎて腰に負担がかかって痛める子がいます。

酷い場合は「腰椎分離症」になる子もいます。

そこでトレーナーやコーチたちは、体幹（特に腹筋）が弱いからだと思うのです。

そして腹筋のトレーニングをやらせます。

でもそれで良くなる子はほとんどいません！

むしろ悪化する選手もいました。

なぜかというと

 

腰痛改善に筋トレは順序が違う

からなんです。

痛いという事は、それだけ筋肉だけでなく骨格に歪みが起こっています。

そしてテニスの場合でいうと、足の力をつかっていないので上半身に負担がかかり腰を痛めてしまうのです。

だからケアや歪みをとってあげると同時に、下半身＝脚力をまずつけてあげないと意味がありません。

それなのにいきなり筋トレなんて歪みを増やしてしまうだけなのです。

当時そんなことも知らなかった私は、本当に彼らに申し訳ない事をしたと思っています。

だから今は彼らには直接はしてあげられないけど、同じように苦しむ人は一人でも救いたいと思っています。

どんな腰痛でも、まずいきなり筋トレはやめてください！

あなたのお体をもっと悪くしてまいます！

お願いだからやめてください。

 

やばい、腰痛やからって筋トレしてた( ;∀;)という方はこちらをご覧ください。

腰痛の施術

 

本日もブログを読んでいただき本当にありがとうございます。

【整体院ラピス】大路由美子