こんにちわ!
大阪府吹吹田市上山手町にある
【整体院ラピス】の守屋 光(もりやひかる)と申します!
本日は「胃」についてお話させていただこうと思います
胃の働き
胃は、筋肉でできた袋状の器官で、主な「働き」は、大きく分けると2つあります。
①消化
胃は、食道から運ばれてきた食べ物を消化します。胃には伸縮性があり、満腹時には1.5L程度に膨らみます。食道から運ばれた食べ物は、胃独特のくねるような蠕動(ぜんどう)運動によってくだかれ、胃液と混ざり合い粥状になるまで消化したあと、十二指腸へと送り出されます。胃では、消化は行なわれるものの、栄養の吸収はほとんど行なわれません。ただし、水や糖分、アルコールなどのごく一部のものは吸収されます。
②殺菌
胃は、食道から運ばれてきた食べ物を消化します。胃には伸縮性があり、満腹時には1.5L程度に膨らみます。食道から運ばれた食べ物は、胃独特のくねるような蠕動(ぜんどう)運動によってくだかれ、胃液と混ざり合い粥状になるまで消化したあと、十二指腸へと送り出されます。胃では、消化は行なわれるものの、栄養の吸収はほとんど行なわれません。ただし、水や糖分、アルコールなどのごく一部のものは吸収されます。
胃の仕組み
噴門と幽門
胃の入口を「噴門(ふんもん)」、出口を「幽門(ゆうもん)」といいます。噴門は、胃液や胃の内容物が食道へ逆流しないように、栓のような役割をしています。幽門は、普段は閉まっており、食べ物が消化されて十二指腸へ送られる時に開きます。
胃壁
胃の表面である「胃壁(いへき)」は、粘膜で覆われています。この粘膜には、「胃腺(いせん)」という3,000~4,000万個の小さな穴があいていて、そこから多量の「胃液」が絶えず分泌されています。
胃の調子が悪くなると
①肌荒れ
肌は内臓の鏡とも言われますが、胃腸が疲れているとニキビなどの肌荒れを引き起こします。これは消化機能が低下することによって栄養の吸収が妨げられ、ビタミンが不足するからです。特にビタミンB2は肌の皮脂を調節する役割があるため、これが不足すると脂が増え、ニキビの原因となるのです。そのためサプリなどでもいいので、胃腸が疲れていると感じたらビタミンを摂取するよう意識しましょう。
②体がだるくなる
暴飲暴食などで胃腸が疲労すると血行不良が起こり、体がだるくなる場合があります。これは消化のために胃腸が血液を集めるのですが、働きが鈍ると栄養分を吸収できず、結果、だるさを感じるようになります。私達の体は食べ物を消化するために多くの体力を使いますので、普段から規則正しい生活や、食事のリズムを整えておくことが大切です。
③唇が乾燥して荒れる
東洋医学では唇は消化器官の健康状態を表していると言われています。胃の不調が続き、体内の水分が不足すると胃が熱を持つことで唇が乾燥してしまうのです。それが原因で口の両脇が切れ、口角炎を起こしやすくなってしまうのです。なのでもし唇が荒れていると感じたらリップクリームを塗るだけでなく、しっかりと水分を摂り、体の内側から改善していけるよう心がけましょう。
④下痢になる
胃腸が悪くなると、胃に入った食べ物を十分に消化できなくなります。通常、胃は強い胃酸によって食べ物を消化します。しかし酸の分泌量や酸度が弱まることで、胃から未消化物が運ばれ、下痢を招くことになるのです。一日も早く生活リズムを見直し、胃を正常に整えることが大切です。
⑤肩こり
肩こりは胃腸の働きと関係しているケースが多くあります。なぜなら胃と体の筋肉の一部分は繋がっているからです。胃腸が弱っていると、繋がっている筋肉が強張り、血行不良を起こすことで凝りを発生させるのです。さらに胃の疲れが深刻な場合は、同じく胃腸と繋がっている背骨の痛みを発症することもあります。
5つの対処法
胃が疲れてくると、何をしようにも動けなくなることもあります。薬を飲んで一時的に痛みを抑えることはもちろん必要ですが、胃の負担が少しでも緩和するようにすることも大事です。
しかし、難しい方法だとなかなか自宅で実践することはできません。今回は、自宅で簡単にできる5つの対処法を紹介します。
①食事を胃にやさしいものに変える
胃が痛いと、食事をしないという人がいます。しかし、胃酸が分泌されているため胃酸でさらに胃壁を傷めてしまいます。
胃が痛くても少でも食事を摂ることが大事です。まずは、水分摂取ですが胃が痛い時は温かい飲み物を摂取するようにしましょう。
ホットミルクやおさ湯がおすすめです
食事にも注意が必要です。胃痛でしばらく食事をしていない人は、おかゆやスープといった流動食に近いものから摂取すると胃への負担も少なくなります。
また、食事ができる状態でも消化の良いものを選ぶことが大事です。消化が悪いものは胃に負担をかけるため、避けるようにしましょう。
柔らかく煮込んだうどん、茶碗蒸し(半熟卵)、おかゆ納豆大根、かぶおくら、山芋キャベツこの辺りがおすすめです
②血行を良くして体全体を温める
ストレスで胃痛を起こしている時、胃は血流が悪くなっています。
よくお腹を温めてあげると痛みが一時的に治まるといいますが、これは胃が温まることで血流が良くなっているからです。
1番簡単に血流を良くできるのは、入浴です。湯船に浸かって体を温めてあげれば血流も良くなり、胃痛も緩和されます。
入浴する時は、38~40度のお湯にゆっくりと浸かることが大事です。体を温めるために熱いお風呂にサッと入るのではなく、10分以上ゆっくりとぬるめのお湯に浸かることで、体が芯から温まります。
また、軽いストレッチなどをして体を温めるのも効果的です。ストレッチの場合、筋肉を動かすので体のコリやハリも解消できるので、さらに血流が良くなります。
③心も体もリラックス状態にする
ストレスからくる胃痛の場合、よく「ストレスをなくすことが大事」と言われます。
しかし、ストレスは自分で気づいていなくても溜まることもあるので、ストレスを完全になくすというのは難しいと言われています。
こういう時はストレスに特化するのではなく、まずは心と体をリラックス状態にするようにしましょう。
リラックスさせるのは、人それぞれ違うので「これをしている時は、心が休まる」というものを見つけることが大事です。
よく、リラックスすると言われているものには、次のようなものがあります。
好きな香りのアロマなどを部屋でつける
ハーブティーを飲む
ドライブをする
また、深呼吸をすることでリラックス状態になるとも言われています。
疲れた時などに深呼吸をすると、行き詰っていた気持ちが晴れるとも言われているので、意識的に深呼吸するのも、対処法の1つです。
深呼吸をすることで、体内に酸素を多く取り入れ血行も良くなるので、胃痛にはとても効果的です。
④しっかりと睡眠をとる
胃が痛いと、どうしても気になって眠れないということがあります。
しかし、しっかりと睡眠をとって体を休ませてあげることも大事です。また、眠ることで体もリラックス状態になります。
胃痛がある時は、体の右側を下にして眠ると負担が少なくなります。眠れない時でも、目を閉じて体を休ませるだけでも随分違ってきます。
また、横になることができない場合は、椅子などに座って体を休ませてあげるだけでも違います。
⑤ツボを押して緩和させる
東洋医学でツボ治療があります。しかし、ツボ押しは素人には難しいと言われているため、自分でツボ押しをしているという人は少ないようです。今回は、自分でも簡単に見つけることのできるツボを紹介します。
中かん
これは、おへそとみぞおちの中間にあります。胃に近い部分のツボなので、食後などのマッサージは控えるようにしましょう。
合こく
親指と人差し指の間のくぼみの部分にあります。この部分を押すと、痛気持ちいいという人が多いのですが、このツボはストレスがあると痛く感じると言われています。このツボには自律神経を整える効果があるため、胃酸の調整や血流アップに期待ができます。
まとめ
体が健康でも、心が疲れていると胃痛が出てきます。現代では胃痛は一般的な病気となっていて、誰もが1度は経験しているとも言われています。
特にストレスがあると、胃に症状が出てきます。ストレスを溜めないように心をリラックスさせて、胃痛にならないようにしましょう。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました!
また次回も楽しみにしておいてください
【整体員ラピス】守屋
守屋 光(もりや ひかる)
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