大阪府吹田市にある【整体院ラピス】の大路です。

 

肩こりにもいろいろ原因はあります。

仕事だったり、ストレスだったり、食生活だったり、既往歴だったり…。

肩こりって簡単に肩周辺の筋肉が硬くなって辛い症状が出るとだけ考えるのはとてもいけないと思っています。

上記に書いたように、意外と深刻な症状から起こることも多いので…。

そして今回は、その中で「姿勢」と「呼吸」と肩こりの関係をお伝えしたいと思います。

 

肩こりと姿勢の関係が、呼吸に影響する。そしてそれは…

姿勢で肩こりが多るとするとほとんどの方がイメージしやすいのが、「デスクワーク」ではないでしょうか？

机に向かって座って、学生さんなら文字を書いたり、社会人だとパソコン作業が多くなったりでしょうか？

その姿勢って、間違いなく背中丸くなってますよね？

猫背といっていいでしょう。

目線はずっと下をむいてますよね？

両手は机の上のどこかにある状態ですよね？

この状態だと、胸郭の動きが制限されてしまう事が多いです。

そうすると、呼吸がしにくくなります。

だって胸郭の中に肺があるので、胸郭が広がってくれないと肺に空気が入らないんです。

そしてこれは、横隔膜の動きが悪くなるという事です。

この、横隔膜の柔軟性が肩こりに関係があるんです！

横隔膜の動きが悪くなると、肩周辺の筋肉の動きも悪くなるので、肩周辺の筋肉が硬くなります。

そうやって肩こりが起こるんです。

ですので、普段から姿勢が良くない方はもちろん関係しやすいのですが、姿勢がよくても呼吸が浅い方は肩こりになりやすいのです。

皆さんわかりやすいく説明するなら、姿勢からお話した方がいいと思ってデスクワークを例にとりあげましたが、デスクワークでなくても肩こりが起こる人には、一つの原因として「呼吸」があげられます。

 

ここで、そこらへんの治療家が言わないお話を…。

猫背とさきほど言いましたが、猫背は悪いものと私は思っていません。

人によりけりですが、その人にとってその形が一番な場合もあります。

猫背＝悪いもの

だけではないのです。

（本来、日本人の文化、DNAとして猫背になりやすいものを代々受け取っていていたりもします。）

見た目はよくないから何とかしたいといって来院される方はいらっしゃいます。

ですが、必要な猫背もある場合があるという事は頭の片隅に入れてもらえたらと思います。

 

まずは姿勢も大切かもしれませんが、呼吸に意識を向けてあげるのも大切だと思います。

「ゆっくり、大きく」の呼吸からでいいです。

でももっと肩こりに効く呼吸も教えて欲しい方はこちらのページをご覧ください。

肩こりの施術

 

本日もブログを読んでいただき本当にありがとうございます。

【整体院ラピス】大路由美子