大阪府吹田市にある【整体院ラピス】の大路です。

 

本日は私がスポーツトレーナー時代に指導していた選手のお話です。

その選手はとあるスポーツ種目で有名な選手でした。

世界遠征に抜擢されるぐらいの選手です。

私が彼をみていたのは彼が中学生から高校生の時です。

はじめて会った時に、「肩が痛い」ことを聞きました。

投動作ができないと。

さっそく検査から始めました。

本人に何か対策をしているか聞くと「筋肉をつけてカバーできるようにトレーニングしています。」と言いました。

とある協会に所属しているスポーツトレーナーに教えてもらったとのことです。

それでマシになってるの？って聞くと「あんまり…」と。

うーん…。

何か違うなと思いながら施術。

 

５分ほどで肩の痛みが９割取れたと！

よしっ！

 

肩が痛いからって筋トレでよくなるかいっ！

もちろん、筋トレで肩の痛みが改善する場合もあるかもしれません。

がしかし、大抵の場合、肩に原因がありません。

なのに肩の筋トレをして痛みがなくなるかって思うと違いますよね？

だから私は彼の動きのクセを見て、様々な検査を行いました。

その結果、彼の場合左の腰に負担がかかるような動きが多かったんです。

そしてその腰に負担がかからない動作指導をしました。

何度繰り返しても肩への影響はほぼなく、肩に関してはその後順調だそうです。

肩は、ですけど…。

その後のお話もあるので次回ですかね？

 

それにしても、世界に羽ばたく選手の周りにちゃんと指導できる人がいないことにビックリです。

協会も全面的にサポートしているみたいなんですが、選手の肩の痛みを取る事もできず、動きの指導も教えることが出来ていない。

選手の体を壊していくだけではありませんか？

恥ずかしいと思わないのか？

日本の協会！

 

本日もブログを読んでいただき本当にありがとうございます。

【整体院ラピス】大路由美子