大阪府吹田市にある【整体院ラピス】の大路です。

 

今日は顎関節症のお話です。

顎関節症と言われる人が、他に経験したことがある症状の多くの一つがこれです。

「肩こり」

顎関節症っていきなり顎関節の痛みが起こるわけではない事が多いです。

何かしら他のところに前兆の症状が出てきます。

何十年も肩こりという方でも同じです。

何十年も顎関節症予備軍であった可能性もあります。

ただ、何十年も続いてきた肩こりがあるから、近々起こった顎関節の痛みと関係があるとは思いにくいのはよくあるお話です。

もちろん、別の原因がいきなり追加されて発症することもあります。

にしても、肩こりと関連のあるケースが多いということです。

 

どうして顎関節症の原因に肩こりが入ってくるの？

まず、肩こりになる人の姿勢や原因を考えていきます。

肩こりに多い人は、デスクワーク、受験勉強中の学生さん、細かい手作業の多い方などです。

その人たちの姿勢ってイメージわきますよね？

本や、パソコン、手先を見ることが多くどうしてもそちらに見入ってしまいます。

いくら姿勢をよくしようとしていも同じなんです。

背中が伸びていても首が下に向いている状態なので。

目線がどうしても下を向きがちになってしまいますよね。

これがよくないんです。

いくら背中が真っすぐに伸びていても。

そのせいで首から胸郭あたりの筋肉やその周りを覆っている筋膜が緊張します。

それが肩周辺のバランスを悪くして肩こりとなるわけです。

首から方周辺の筋肉や筋膜のバランスが悪くなれば、その上に顎関節を含む頭蓋骨があるわけですから当然のように歪みが起こってきます。

そして顎関節の痛みになったり、口があけられなくなったり、頭痛がおこるようになるんです。

 

だからといって、「下を向くな」って難しいですよね。

いきなりじゃなくてもいいです。

すこーしだけ目線をあげるところからいいので思い出したらやってください。

そしてたまに顔をあげて背伸びをしてください。

背伸びって気持ちいいですよね？

その気持ちいいって感覚が筋肉を柔らかくしてくれますので、肩こり対策にもなります。

 

でもここで注意です。

痛くなって、口も明けられない。

自分でできることはしたけど全く変わらないなら、ご自身でできる範囲を超えてしまっているので専門家のところへすぐに行ってください！

そして根本からの改善を始めないとまた何度でも繰り返してしまいます！

あくまでここに書いたものは、予防・初期段階でできることですので覚えておいてくださいね！

 

本日もブログを読んでいただき本当にありがとうございます。

【整体院ラピス】大路由美子