大阪府吹田市にある【整体院ラピス】の大路です。

 

ぎっくり腰の患者さんが来られました。

動き出しで痛みがきつく、5日以上おとなしくしていたけど、仕事もできないので来られました。

お話を聞いて、いくつも原因となる候補が出たんです( ;∀;)

どれがぎっくり腰の本当の原因かを解明していくかという感じで施術開始。

当院では、骨格や筋肉に主にアプローチをする「操体法」という手技と、内臓や頭蓋を通して自律神経系にアプローチをする手技をその方の症状に合わせて組み合わせていっています。

始めに体全体の硬さもあったので、操体法で歪みの調整をして動きを出しました。

操体法でも体の楽さは出たのですが、私の感覚で何か違うなと‥‥。

料理でいうともうちょっと一味が欲しいようなそんな感覚だったんです。

そして、自律神経系のアプローチをしました。

その後患者さんの反応もすごいよく出ましたが、私もこれだと…。

料理の味が整いました。

という事で、この方のぎっくり腰の原因はこれ。

 

ぎっくり腰の原因が自律神経系の乱れ？そして…。

その方は仕事をいくつもされていて、まず生活サイクルが安定しません。

働く時間は、昼間も夜も。

食事も麺類が多かったり、焼き肉が続いたり…。

仕事が忙しかったら急いで食べないといけないので、食べ物を噛む回数も減るし水分の摂取量も減るとのこと。

一つの職場では人間関係もよろしくないみたいです。

それもご自身が今の生活を続けるのはよくないとわかった上でなんです。

「どうしてわかっているのに続けるんですか？」と聞きました。

その方は「やめられない」と…。

人数がどこも少なくて自分がいないと回らないからやめられないみたいです。

そこで私は、思ったんですね。

原因は間違いなく生活習慣です。

生活習慣の悪さから自律神経が不調になっていると。

でもその生活習慣を起こしてるのは、彼女の心だと。

彼女はとても優しい性格なんですね！

困っている人がいるから、自分の体や心を犠牲にしてまでも役に立ちたいという心。

本来ならそう思えるのは素敵なことだと思います。

でも残念ながら、それが裏目に出てしまっているということ。

身体は特に限界を超えてしまったから、ぎっくり腰という辛い症状にあらわれたということ。

 

その後、長めにお話をしました。

・もう少し、自分の気持ちに正直になっていいということ

・その方が周りの役に立つ（極論迷惑をかけない）ということ

・それを勇気出して、話そうということ

少しでも今から動き出さないともっと生活習慣が悪くなって自律神経が乱れますと。

そして次に来られた時は、一つの職場を辞められるように手配できたと報告をいただきました。

これからもっといい方向に行くといいですね！

 

今回はちょーっと違った内容だと思いますが、心と体は別物ではないということをお伝えしたかったのです。

ぎっくり腰はただのいきなり起こる腰痛ではありません。

原因を知り、ぎっくり腰の起こらない体を作りたいのであれば、こちらのページをご覧ください。

腰痛の施術

 

本日もブログを読んでいただき本当にありがとうございます。

【整体院ラピス】大路由美子