こんにちは！

大阪府吹田市上山手町にある

慢性痛改善専門院【整体院ラピス】守屋　光（もりやひかる）と申します！

本日は前回に続き、手のしびれでお困りの方へ有益な情報を発信していきたいと思います！

今回は《手根管症候群》についてお話しさせていただきます！

手根管症候群って？

「手根管症候群（しゅこんかんしょうこうぐん）」とは難しい症状名ですが、手の平のつけ根部分にある「手根管」の中で正中神経が圧迫されてしまい、麻痺が生じる症状です。通常中年期の成人にみられ、特に女性に多く発症します。

簡単に言えば、手首の付け根の神経が圧迫されてる状態です

しびれる範囲は前回お話しした《胸郭出口症候群》とは違い
手のひらかえして、薬指の縦半分から親指側にかけてしびれるのが特徴です

僕の手です、今日も体張りました

主な症状としびれが起きる方の共通点

症状としては

□手先がしびれる
□指先の感覚がない
□箸やペンが持てない
□ペットボトルが開けられない
□夜中や明け方に激しいしびれや痛みが起きる
□親指の付け根の筋肉がやせてしまった

というような症状が現れやすいです

症状が現れる方の共通の特徴としては

□産後のホルモンバランスの崩れ
□手、手首を酷使することが多い方（家事等）
□血液の透析をしている方（アミロイドという物質が神経を圧迫するため）
□手首を良く曲げる動作をする

といったことがあげられます

改善を遠ざけてしまう対処

何とかしたいそのしびれ
その場しのぎでもいいから何とかしたい

薬や注射で何とかするのはその場しのぎとしてはいいかもしれませんが、長期的な目線でしっかり改善したい場合は以下の対処を続けるのは危険です

・ロキソニンなどの鎮痛剤の長期的な服用

・ブロック注射

・湿布

・電気治療

・マッサージ

・アイシング

・ストレッチ

上にあげたものはすべてその場しのぎの対処でしかありませんので

今しびれで困っていてこのブログにたどり着いて読まれている方は
上で上げた対処しかしていないんじゃないでしょうか？

どうしようもなくて手術しようと思っている方も少し待ってください

手根管症候群は手術なしでも完治可能な症状です。

今すぐ自分で出来ること

症状の重さや、しびれが出てからの期間にもよりますが、ご自身でできることをお伝えします

あっためる

腕や手首周りの筋肉が硬直して神経を締め付けている可能性がありますのでまずはあっためてください

目安は38℃ぐらいのぬるま湯にのぼせない程度にゆっくりつかります

20分も入れば充分です

力を抜いてぶらぶら

どこか肩の力が抜けるような場所にうつぶせで寝てください

（腕短いとか言うの禁止）

この状態でドアノブを開け閉めする方向にぷらぷら動かします

手の力が抜けやすくなり、筋肉の緊張も解けます

腕を優しく握る

図のようにひじから先の部分を優しくつかみます

その状態でさっきと同じようにドアノブを開け閉めする方向（図のやじるし⇦⇨参照）にゆっくりねじるようにしていきます、だいたい20秒くらいです

これが終わったら、肘と手首の真ん中をもって同じことを繰り返します

 

この３つをまずご自身で行って変化を見てください

もし１週間続けてみて効果がない場合は

近くの整形外科や、鍼灸院、整体院で診てもらうようにしてください

まとめ

２回にわたってしびれについてお話しさせていただきました

あなたの困っているしびれに対して少しはお役に立てたでしょうか？

しびれにに限らず、どんな症状でもご自身でできることはあります

まず今できることをご自身でしっかり行うようにして体をいたわってやってください(^^♪

あなたと一緒に人生を歩んでいく大事な体です

少しでもいいので健康や、ご自身の体と向き合うことの大切さに気付いてやってくださいね！

本日もブログを読んでいただき本当にありがとうございます！

また次回の更新を楽しみにしていてください(^^♪

慢性痛改善専門院【整体院ラピス】守屋